治療日記

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2016年2月28日(日)

抗がん剤投与開始から、10日目。そろそろ、白血球が1000を切る頃で、血小板や赤血球も少なくなっているので、注意が必要です。

この病院では血液検査の結果は、看護婦さんから、白血球、赤血球(ヘモグロビン)、血小板について、メモ書きを渡されるだけなのですが、お願いすると、詳しいデータを貰えます。

最近のデータでは、ASTやALT、LDなどの指数が全て基準内で、ガンマGTPもほぼ基準値になりました。入院してから、酒の一滴も飲まず、早寝早起き、無菌室で美しい生活をしているので、大きく改善したようです。皮膚や髪も新しくなったし、抗菌剤でピロリ菌も消え、口臭も加齢臭もしない綺麗な身体になりました。



2016年2月26日(金)

ごはんと味噌汁の朝食に飽きたので、今日は、コーヒーを入れました。持ってきてもらったジャムパンで久しぶりにパン食の朝。

抗がん剤投与が終わって、昨日の時点で、白血球数(WBC)は2800、赤血球(Hb)は6.6、血小板(PLT)は、10.3。白血球と血小板はまだ十分ですが、赤血球が減ってきましたね。



2016年2月22日(火)

輸血や抗生剤投与もまだ必要ないので、点滴台からフリーになりました。この時間を使って、今日は仕事をしています。某重機メーカとの共同研究『サイクロトロン加速器の大電流化に関する共同研究』の年次報告書作成です。

実は、私の病室から外を眺めると、真っ先にこの病院の陽子線がん治療施設のクーリングタワーが目に入るのですが、そこから昇る水蒸気によって、陽子線がん治療施設が稼働中かどうかが分かります。見てると、土日だけでなく、ウィークデーにも停止していることがあって、稼働率は大丈夫なのかと心配していました。

この病院の施設は、国内では珍しく、その某重機メーカーのサイクロトロン加速器を使っていて、しかも、医療用としては日本初の陽子線がん治療施設なので、古いタイプなのです。

そして、いま書いている報告書が、私の専門である核融合研究で培った技術を用いた、最新のがん治療のための医療用『サイクロトロン加速器の大電流化に関するもの』という訳です。少し偶然を感じています。

この病院に長くお世話になるのだったら、ここの古いサイクロトロン加速器の稼働率を上げ、ビーム取り出し効率を高める相談にのってあげてもいいなあ、ということを、無菌室での楽しみのページの、陽子線がん治療施設は稼働中?に追記しておきました。



2016年2月20日(土)

今日も点滴と抗がん剤投与でベッドに縛り付けられています。

昨夜、郷里の兄からメールがあり、兄の娘、つまり私の姪が新しく美容院を開くので、そのホームページの相談に乗ってくれないかとのこと。

時間つぶしに最適なので、早速、表紙のデザインを試作して、サーバーに載せてみました。

こんな仕事も楽しいな。



2016年2月18日(木)

PICC (中心静脈カテーテル)が無事に入って、抗がん剤投与が始まりました。

これまで2回のPICC挿入は、若い男性医師がやっていたのですが、今回のPICCの挿入は、医長の女医自らがやることになって『えっ、これ、どうやるんだっけ?』と看護婦に聞きながらでした。このところ若い医師に任せきりで、ご自身は最新式のPICCに慣れてなかったのでしょう。

『心臓はドキドキしませんか?』と聞くので、
『はい、ドキドキです』と答えました。



2016年2月17日(水)

今日は午前中に今後の仕事について打合せをして、午後から、4回目の抗がん剤治療のために、再入院しました。

今回は、幸いクリーンルームに空きがあったので、直接にクリーンルームに入りました。前回は、一般病室で抗がん剤投与を始め、白血球数が1000を切ってもクリーンルームに入れなくて心配したのですが、今回は安心ですね。

仕事については、最もうまく治療が進むと想定して、皆が私を待ってくれるとのこと。皆に感謝するとともに、回復に全力を尽くします。



2016年2月15日(月)

今日は、誕生日です。

クリスマスもお正月も病院で過ごし、今年の誕生日も病院かなと思っていたのですが、幸い、一時退院中に誕生日を迎えることができました。

この一時退院中に、友人や仲間が見舞いに自宅を訪ねてくれ、今日も仲間が手作りのお菓子を持って見舞いに来てくれました。久しぶりに懐かしい顔に会って、元気をもらっています。

今朝、病院から連絡があり、17日午後から再入院になりました。



2016年2月12日(金)

今日は通院で、血液検査、診察、骨髄穿刺を受けました。

採血は例によって失敗して、右腕は針を刺してから血管を探してどうにか1本は採ったものの、それ以上出なくて、結局、左腕から2本目を採りました。両腕とも採血や点滴針の痕だらけです。

血液検査の結果は、白血球(WBC)は6000、血小板(PLT)は20、担当医師も「いいですね〜」という順調な立ち上がりで、完全に普通の人になりました。

医師と相談の結果、第4回の抗がん剤治療を受けるための再入院は、17日の午後か、18日の午前中からと決め、入院申込み手続きをしてきました



2016年2月9日(火)

一時退院しました!!

久しぶりの自宅。

自室の机の前に座って前の棚を整理していたら、昔の献血手帳が出てきました。

狂牛病(BSE)騒ぎの影響で、『1日でも英国滞在歴があると献血できない』となるまでは、毎年1〜2回は献血していました。

白血病になって輸血を受けた量と、昔、献血した量を比べると、血小板の輸血を含めて、今でトントンくらいでしょうか。これからの治療では、貢献した以上に輸血を受ける訳で、献血に協力して頂いている皆さんに感謝します。



2016年2月8日(月)

今朝の血液検査の結果は、白血球(WBC) 3300、赤血球(Hb) 6.8、血小板(PLT) 16.9でした。予想どおり、白血球と血小板は大幅に上昇して、すでに正常値(WBCは3200-8500、PLTは12-36)です。担当医師とはまだ話していませんが、明日にも一時退院でしょう。

自覚症状でも血液の改善は分かります。体温が低値で安定して体調が良く、採血の時の止血が早いのです。

赤血球は6.8と低めですが、これは赤血球の製造に時間がかかるためです。(赤血球の寿命は約120日、血小板は約10日、白血球は数時間から数日)今回は赤血球輸血が1回のみなのに(前回は4回)、この値を保っているということは改善していると思います。

今回の抗がん剤治療の経緯をグラフにすると右図のようになります。

前回と比べると、赤血球輸血が1回のみで(前回は4回)、血小板輸血は前回と同じく3回でした。ただ、2月3日の血小板輸血は不要だったと思います。PLT 3.7と、十分ではないが緊急ではなく上昇が見込まれたからです。血小板は寿命が約10日と短いので、既に私のために注文した分があって、無駄にしたくなかったんでしょうね。

ということは、2月2日にPICCが閉塞した時に、苦労して点滴針を刺す必要はなかったじゃないかと、結果論になりますがちょっと文句を。



2016年2月6日(土)

右腕の点滴針も抜けました。これで右腕も曲げることができます。

今朝も平熱。今回の治療では、今後の輸血や抗生剤の点滴は無いだろうということで、点滴針を抜くことになりました。

前回(第2回抗がん剤治療)と比べると、今回(第3回抗がん剤治療)は発熱がなく、抗生剤の点滴もありませんでした。赤血球輸血も前回は4回ありましたが、今回は1回のみ。とても順調でした。



2016年2月5日(金)

三回目の抗がん剤治療で入院して22日目。病室はすっかり私の書斎になりました。

今朝の血液検査の結果は、白血球(WBC) 900, 赤血球(Hb) 6.8、血小板(PLE) 8.0、CRP値 4.21でした。期待どおり、白血球、血小板とも上昇しています。赤血球も輸血なしで大丈夫な値を保っています。月曜日の血液検査で白血球が3000くらいに上がるでしょうから、一時退院ですね。

体内の炎症を示すCRP値は、前回の治療では10まで上がったのですが、今回は4.21までに留まっています。実は、一昨日の夜と昨夜、一時的に37度以上に体温が上がって心配したのですが、白血球が頑張り始めた前兆だったかもしれません。現在は、36.4度の平熱です。CRP値は2-3日の遅れがあるので、週明けの月曜日にはCRP値も下がっているでしょう。



2016年2月3日(水)

左腕のPICCが抜けて、左腕が使えるようになりました。ただ、右手が使えないというのは、かなり不便です。昼食はスプーンを左手に持ってすませました。朝食は犬食いだったので、だいぶん人間らしくなりました。

今朝の血液検査の結果は、白血球(WBC) 500, 赤血球(Hb) 7.0、血小板(PLE) 3.7、CRP値 1.25でした。今回の抗がん剤治療の経緯をグラフにすると右図のようになります。

前回と異なるのは
1.赤血球の輸血が1回のみ
2.CRP値(体内の炎症を示す)があまり上がらない

1.は治療開始時の赤血球が今回の方が前回と比べて高かったことによると思います。また、2.のおかげで今回は熱が出ていないので抗生剤の点滴がないのです。

全体の傾向としては前回と同様なので、明後日(2月5日)の血液検査で白血球数が上がり始める筈です。期待しています。



2016年2月2日(火) 中心静脈カテーテル(PICC)が閉塞してしまいました。

閉塞が無いように、点滴や採血をしない時も毎日、生理食塩水を流しているのですが、午後の検診で流そうとして閉塞していることが分かりました。昨日の夕方まで血小板輸血に使っていたのですが、その後、閉塞したようです。

さて、今回の治療ではもう抗がん剤(中心静脈まで薬剤を入れないと血管を痛める)の投与はないので、PICCを差し直す必要はないのですが、輸血や抗生剤投与はあり得るので、点滴針を別の箇所に刺すことにしました。

ここで問題が発生。

PICCを入れている箇所以外で私の血管が見える所がどこにも無いのです。
前の病院で左手首から輸血していたこと、先日、右手で採血できなかった時に左手首から採血したことを話しました。

そこで、左手首から入れようとチャレンジしたのですが、見事に失敗。(前の病院の担当医師は、ここからスッと入れたので、偉かったなあと改めて感心)


いろいろ試行錯誤のあげく、右手の肘のすぐ上の血管に入れることに成功しました。

ところが、針が肘の曲げる部分にあたって、肘を曲げることができません。

夕食時に気づいたのですが、左手にPICC、右手に点滴針という状態で、両手とも曲げることができなくて、食べ物を口に持って行けない!!!

顔が痒くてもかけない!!



2016年2月1日(月)

今朝の血液検査の結果は、白血球(WBC) 600、赤血球(Hb) 6.9、血小板(PLT) 1.6、CRP値 0.51でした。赤血球は金曜日の輸血が効いてまだ大丈夫ですが、血小板が1.6は少なすぎますね。きっと、今日、2回目の血小板輸血でしょう。

前回は、今のタイミング(抗がん剤投与開始後17日目)の夜に熱が出て、抗生剤投与が続いたのでした。その時は、炎症を示すCRP値が2.0以上に上がっていたのですが、今回はまだ0.5なので、大丈夫かも。熱が出ないといいのですが。


2016年2月1日(月)

深夜3時に目が覚めると、下弦の月が空にかかっていました。

とても明るくて綺麗なので、窓際に据え付けたカメラで撮ってみました。2重の窓ガラスの外側が結露や埃で汚れているので解像度はいまいちですが、クレーターまで見えました。



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