歴史の歪曲が必要な国々へ その2

To the countries who need to distort their history -2-


抗日戦勝70周年式典の軍事パレード。いやあ、ホントにこれは軍事パレードだなあ。この国に『日本の軍国主義』とか言われたくないないよなあと思いながら見ていました。

それにしても、習主席とプーチン大統領、朴大統領が並んでいるけど、この3国が抗日戦勝というのは本当に滑稽な事だと思います。韓国は日本の一部として戦った敗戦国だし、ソ連は1945年、戦いが決着した時点で日ソ不可侵条約を破って奇襲攻撃をかけてきた国だし、中国共産党は殆ど日本と戦っていない。

改めて日本がすごいと思うのは、明治維新以来、日本は現在の主要国全てと戦いを交え、唯一、負けたのが第二次世界大戦での太平洋戦線のみということ。中国大陸ではそれなりに戦果をあげ、陸軍は中国を北から南に縦断する「大陸打通作戦(注1)」で蒋介石の国民党政権に大打撃を与えました。その後、内戦に連敗して延安まで逃げ延びていた(中国共産党の言い方では長征していた)中国共産党が反攻に打って出て、日本との戦いで消耗していた国民党を台湾に追放したのです。

1964年に社会党の訪中団が毛沢東に侵略を謝罪したとき、毛沢東が「申し訳なく思うことはない。日本の軍国主義は中国に大きな利益をもたらした。日本軍が国民党を壊滅させなければ、共産党は政権を取ることができなかった」と言ったのは有名な話です。

習主席が英国を訪問し、晩餐会のスピーチで第二次大戦の話を持ち出し「日本の残虐性」について報じた英国人ジャーナリストを取り上げて、両国国民は第二次大戦で「正義のために助け合い、日本の侵略に抗してともに戦った」と強調したといいます。

日本の「侵略」も酷いかもしれないけど、歴史で習ったアヘン戦争はもっと酷い。70年前でなく、170年前ですが、当時の英国は中国から大量のお茶や陶磁器、絹を輸入していて、英国の大幅な輸入超過でした。そのため、英国は植民地であったインドで栽培したアヘンを中国に密輸出することで超過分を相殺し、アヘン代を銀で決済することで、中国から大量の銀を搾取しました。

中国は自国民が密輸されたアヘンにより健康を害し風紀も退廃したことから、英国に取り締まりを依頼し「今後、持ち込ませない」という誓約書を出させようとしましたが、英国はこれを拒否。最終的に、戦争になって、英国が勝ち、多額の賠償金を中国が払うとともに、香港の割譲や、治外法権、関税自主権放棄などの不平等条約が結ばれました。

戦いには自国の国民を戦いに参戦させるためにそれなりの「正義」が必要ですが、アヘン戦争における英国の「正義」はどこにあったのでしょうか。他国民なら、アヘン漬けにしていいということでしょうか。

そのアヘン戦争を議決した議会の壇上で、中国をはじめアジア諸国を欧米の植民地支配から開放した日本の残虐性を語るのは、歴史を直視しない故なのでしょう。


残虐といえば、英国のロンドン塔やドイツの古城などを訪問して非常に嫌な気分になるのは、拷問や死刑の道具を目にする時です。日本人ならとても思いつかないような残虐な道具が並んでいます。ここに例を挙げて書くのも嫌な気分になるので、書けないくらいに。

中国や韓国にも、そういう残虐な拷問や死刑の文化があると聞きます(注2)。その点、日本の拷問や死刑の残虐さは知れています。単一民族なので、そういう文化が育たなかったのでしょう。切腹にしても、武士の誇りを傷つけず、介錯によって一瞬の苦しみですみます。

南京大虐殺の資料館や、韓国の抗日資料館には、日本人が残虐な方法で中国人や韓国人を殺している展示があると聞きます。でも、そういった残虐さは、中国や韓国の文化であって、日本には育たなかった。日本の残虐さをアピールしようとして、自らの文化を展示していることになっているのでしょう。


注1)大陸打通作戦は、1944年4月から12月にかけて日本陸軍により中国大陸で実施された作戦。海上での輸送が困難になる中で、南方資源地帯と日本本土を陸上交通路で結ぶことを目的に行われた。日本軍の電撃的な勝利と、それまで強く支持していた蒋介石の軍隊が総崩れするのをみた米国大統領ルーズベルトは、戦後処理の考えを改め、日本の無条件降伏の条件への譲歩や、中国共産党の台頭を許す原因になったと言われている。

注2)書きたくはないのですが、内モンゴル自治区出身の静岡大学教授の楊海英氏の「狂暴国家 中国の正体」(扶桑社)や「モンゴル人ジェノサイドに関する基礎資料」(風響社、写真)からの記事を転載しておきます。

「内モンゴル自治区政府幹部で、ジェリム盟出身のアムルリングイは、地面に押さえつけられて、真っ赤に焼いた鉄棒を肛門に入れられ、鉄釘を頭に打ち込まれました」
「あるモンゴル人は、マイナス四〇度まで下がるモンゴル高原の冬に、膝まで水を満たした『水牢』に入れられ、その足は水とともに凍ってしまいました」
「ブタやロバとの性行為を強制する、燃えている棍棒(こんぼう)を陰部に入れるなど、中国人たちはおよそ人とは思えない残虐な行為を行っていました」
「妊娠中の女性の胎内に手を入れて、その胎児を引っ張り出すという凄惨(せいさん)な犯罪も行われ、中国人たちは、これを『芯を抉(えぐ)り出す』と呼んでいました」