ボルドー・メドック地区のひみつ

Secret of the wine country, Medoc, Bordeaux


目次

  1. はじめに
  2. シャトーホテル
  3. ポーリアック村へ
  4. ワイナリー見学
  5. ボルドーの街
  6. サンテミリオン村


はじめに

ワイン好きの憧れの地、ボルドー・メドック。ジロンド河沿いのシャトーホテルに滞在して、ポンティアック村周辺の五大シャトーを訪ねました。同じシャトーで同じように作っているワインでも、畑によって微妙に味や香りが違い、値段が雲泥の差になる不思議。ジロンド河が上流から運んでくる複雑な土壌が、ボルドーのワインを作っていることが分かりました。


シャトーホテル

ボルドー市からメドック方面に向かう道沿いのシャトーホテルを予約しました。

これがホテルの入口で、ここから延々と葡萄畑や牧場を抜けてホテルの建物へ。ホテルは、ジロンド河沿いに建っていて、朝食会場からはガロンヌ河が眺められました。。


シーズンオフだったので、私達が滞在している間、ホテルの客は私達だけ。

フロントで待っていた長身のシュッとした若者に案内されて、3階の部屋にチェックインしました。写真の3階右端の部屋です。

この若者、我々をエレベータに案内して扉が閉まると、自分は階段で3階まで走って上がって、エレベータのドアが開くとそこで待っていました。客と同じエレベータに乗らないのがサービスなのかな。


部屋は広く、おしゃれです。

客は私達だけとはいえ、ちゃんとルームサービスもあって、着いた日はルームサービスのメニューから料理と赤ワインを頼んで食事ができました。

朝食会場も、普通に生ハムやチーズ、サラダ、卵料理、ベーコンなどの暖かい食べ物も十分に用意されていて、食べないと申し訳ないくらい。

山盛りのフルーツを食べなかったら、次の朝にはそれらがフレッシュジュースになって出てきました。


バスルームだけでも、日本のビジネスホテルの部屋より広いかも。


ポーリアック村へ

メドックの中心、ポーリアック村(ホイヤック村)へ向かいました。

ジロンド河に沿って河口へと向かいます。


まず、通るのがマルゴー村。ワインの女王と呼ばれる、シャトーマルゴーの生産地です。五大シャトーの中で、最も女性的なワインです。

ボルドーワインのフルボトルは私の年齢になると強すぎるのですが、その中にあって、優しく柔らかなマルゴーは最も好みです。

サンジュリアンを通って、ポーリアック村はすぐそこです。


ポーリアック村に着いて、観光案内所で情報を集めました。シーズンオフだが、見学可能なワイナリーはあるかと聞いたところ、英語が可能なワイナリーは限られるので、午後2時にこのワイナリーに行けと指定されました。

それまで、ポーリアック村のメインストリートの駐車場に車を停め、まずはランチ。

五大シャトーのひとつ、ムートン・ロートシルトにも行ってみました。ロートシルトの葡萄畑の中で記念写真。


午後2時に指定されたワイナリーに行ってみると、若い綺麗な女性が待っていました。

私達二人だけのために、わざわざ英語の案内ができる女性を用意してくれたみたいです。

まず、ワイナリーの歴史から始まって、ワインの発酵工程に沿って2時間くらいかけて案内してくれました。


発酵樽が並ぶワイナリーの中。


最後に試飲室に着いて、試飲です。

彼女が持っている2本のワインは、このワイナリーの代表的なワインで、2本の違いは畑の違いのみ。葡萄の種類や育て方、工場での発酵の工程なども全て同じなのですが、味や香りが微妙に違っていて、1本は200ユーロ、もう1本は30ユーロとのこと。

2本を飲み比べて、私と家内で一緒に『こっちが美味しい!!』と指さしたワインは、安い30ユーロのものでした。

ということで、我々には高級ワインの味は難し過ぎるようです。

ただ、いいワインというのは長期熟成に耐えるワインということですから、若いうちは本当の味が出ないのでしょうね・・と負け惜しみ。


ボルドーの街

ボルドー市は、ジロンド河上流のガロンヌ河の河口近くに位置する港町です。川の湾曲部に沿って三日月形に市街地が形成されたので、別名、月の港と呼ばれています。

石畳の旧市街は美しく、世界遺産に指定されています。


オシャレなトラムが走っていて、街の殆どの所にトラムで行くことができます。

トラムの乗り方が分からなくて迷っていたら、若者が教えてくれました。ボルドー大学の学生のようでした。

学生町の雰囲気もあり、若者が多く、雑然としているけれども、治安は良さそうでした。


世界遺産 サンテミリオン村

足を伸ばして、世界遺産の村、サンテミリオン村にも行ってみました。ワインの産地が世界遺産に登録されたのは、この村が初めてとのこと。

サンテミリオン村もメドックに負けない高級ワインの産地。石灰岩の地質に算するワインは、ボルドーのワインの中では、ブルゴーニュワインに似た柔らかな特性を持っていて、私の好きなワインのひとつです。


村の中にはレストランや土産物屋、ワインショップが集まっていますが、ワインショップの入口には見慣れたクロネコのマークが。

日本人観光客が多くて、ワインを日本に送るので、クロネコヤマトが頑張っているんですね。


次の旅行記へ

To next trip