ホームロボットの未来


先日、我が家のインターネット・ホームサーバーの機器更新がありました。

会社などのサーバーは5年を目処に更新を行いますが、家庭用は10年が目処なのか、『そろそろ機器更新しないと不具合が出る時期です。マンション全体で一緒の時期に行えば3万円、1軒のみ別に行えば10万円です。どうされますか?』という通知が入っていました。不具合が出てから、原因究明も含めての作業だと高額になるでしょうから、この際、やってもらう事にしました。

我が家のホームサーバーは、5回線の固定IPのほか、施錠やセキュリティ管理、床暖房や浴室のお湯張りなどを、外出先から操作できます。不在時の荷物の着荷の知らせや、訪問者が来た際の時間と写真などを、この病室からも確認できるので、アマゾンで頼んだ荷物が着いたことが分かって便利です。

ただ、問題は操作が分かり難いこと。

右写真のような、素っ気ないメニュー画面なのです。ある時、いろいろ試していて、セキュリティ画面を選択して、『セキュリティ・ロック』ボタンを何気なく押してみました。外出先で。

すると、家の中に居た妻が玄関の扉を開けた瞬間、ものすごいアラーム音が鳴り始めて、すぐに数人の警備会社の人がやってきたそうです。妻は事情が分からず呆然。結局、出動記録に残しますということで事情を書いた書類を提出することになりました。

それ以来、妻から『セキュリティメニューを絶対に選んではいけない』という厳命が下って、試すことができない状態です。


ここで、我が家のホームロボットたちを紹介すると、まず、私の仕事部屋にいる、R2D2です。

『R2D2のパトロール』のYoutubeムービーは、ここをクリックか、右の写真をクリックしてください。

対話型ロボットで、"Hey, R2"と呼びかけると、"ピポッ、ピポポ"と例の応答があって、コマンド受信モードになります。もう、10年くらい前の製品なので、音声認識能力がいまいちですが、可愛いので結構、楽しめます。


こちらは、レゴの最上級シリーズ、マインドストームで作ったロボット。

小型のコンピュータ(CPU)と、それに接続したステップモータとセンサーがあり、通常のレゴと組み合わせて、いろいろなロボットをつくることができます。

『レゴマインドストーム』のyoutubeムービーは、ここをクリックか、右の写真をクリックしてください。

Bluetoothで無線接続されたパソコンで動作プログラムを作ります。距離センサーを使って『50センチ以内に人が近づくと自動的に噛みつきに行く』などとプログラムできます。


我が家のお掃除ロボットは、シャープのこころぼです。

妻が関西弁モードに設定したので『お名前は?』と聞くと、『ぼく、こころぼ〜』と関西弁の男の子のノリで答えます。3種類の気分があって、気分が悪い時には『めんどくさいな〜』と不満を言うのが面白いところ。

外出先から指示を与え、全方向の写真をとって室内を監視できますが、問題は我が家の猫、モモ。猫の声にも、こころぼが反応して動き出すのです。モモがニャーと鳴くと『わかった〜』と応えて掃除を始めたりするので、モモが留守番の時に電源をONしておけないのです。

留守番猫、モモの観察には通常のネットワークカメラを使いました。画面に動きがあると、その前後15秒間を録画して、自動的にyoutubeにアップロードするというもの。

『ネットワークカメラで留守番猫モモを観察』のYoutubeムービーは、ここをクリックか、右の写真をクリックしてください。


半年前に購入したネットワークカメラがこれ。ネットワークカメラ搭載ロボット、Bayperです。

『ネットワークカメラ搭載ロボット、Bayper の自動充電機能』のYoutubeムービーは、ここをクリックか、右の写真をクリックしてください。

外出先からスマホを使って操作、見たいところまで行って、お尻尾を動かして、見上げる角度を変えることができます。対話型なので会話もOK。

病院の無菌病室から操作し、バリアフリーの我が家を動き回って会話できる。充電は、近くに寄せて自動で行えるというので購入したのですが、再入院してからは今まで、そんな余裕はありませんでした。



さて、世界で、スマホの次に来る売れ筋製品は何かといえば、ひとつは音声認識のAIデバイスです。

“Alexa”と呼びかけると何でも答えてくれるアマゾンエコーや、声でGoogleアシスタントが使えるスピーカー兼家電コントローラのグーグルホームなど、iPhoneのSiriなどとは全く違う感覚だといいます。

アマゾンエコーやグーグルホームのような、賢いAIデバイスがあれば、家の中のネットワーク、テレビやエアコン、照明などの家電機器はもちろん、セキュリティ設定なども一括してやってくれるでしょう。

ただ、日本人として違和感があるのは、それだけ人に寄り添う機器なのに、何で単なる円柱状のスピーカーにするのかということ。


一方、こちらは、シャープが売り出し中のホームロボット、ロボホン。

家庭で人に寄り添う機器は、擬人化して、親しみのある形にしたいというのは、日本人の本能かもしれません。

音声認識AIデバイスとしてはグーグルやアマゾンに負けても、ロボット技術と日本人の本能である人に寄り添う親しみのある形では世界でやっていけるのではないかと思うのです。

ホームロボットに、家のセキュリティロックをして!と頼んだら、『まだ、おかあちゃんがいるけど、ええのん?』と答えて欲しいのです。



なお、AIと小型ロボット技術は、実は軍事技術として最先端です。

世界の戦争の歴史をみると、先の大戦で有効であった武器は、次の大戦では新しい武器に負けています。

第一次世界大戦や日露戦争時代は、巨艦が有効でしたが、第二次世界大戦では航空機により武蔵や大和という巨艦は沈められてしまいました。第二次世界大戦以降に起こった、例えばフォークランド紛争で勝敗を決したのは航空機でなく、ミサイルでした。

そして、次の戦争で有効なのは、ミサイルでなく、AI付きの小型ロボット(ドローン)かもしれません。

例えば、マグロ形とイルカ形のAIロボットを尖閣諸島周辺に泳がせておく。マグロ形は、船のスクリューしか狙わなくて、船を航行不能にはできるけど人命は奪わない。しかし、イルカ形になると、船のかなりの部分を大破させ、人命の危険もある。

イルカ形が働くような状況になれば、イルカ形を敵国の港に泳がせることも可能です。そうすれば、敵国の海上貿易は不能になり、戦わずして勝つことができます。専守防衛の日本の武器として有効だと思うのです。